【欧州選手権1次リーグA組 イタリア1―0ウェールズ ( 2021年6月20日 ローマ )】
1次リーグA組最終戦の2試合が20日に行われた。既に決勝トーナメント進出を決め、控え組中心で臨んだイタリアは1―0でウェールズに勝利。3戦全勝の1位で勝ち上がった。前回4強のウェールズはトルコを破ったスイスと勝ち点4で並んだものの、得失点差で2位となって突破を決めた。
イタリアは16強が決まっていた中で先発8人を入れ替えながら白星を挙げた。負傷明けで今大会初出場のMFベラッティが前半39分に自ら得たFKからアシストし、初先発のMFペッシーナが決勝点。過去2戦で出番がなかったフィールド選手を全員起用したロベルト・マンチーニ監督は「全員がレギュラーであることを示した」と喜んだ。30戦負けなし(25勝5分け)は1935~39年のイタリア代表最多記録に並び、決勝トーナメントに弾みを付けた。