U24代表 久保が麻也が暑さ対策“シャーベット作戦”で金仕様の体に 水分補給重要、欧州組に促進

2021年07月06日 05:30

サッカー

U24代表 久保が麻也が暑さ対策“シャーベット作戦”で金仕様の体に 水分補給重要、欧州組に促進
並んで給水する(左から)三好、町田、久保、橋岡、板倉(撮影・篠原岳夫) Photo By スポニチ
 東京五輪サッカー男子日本代表は5日、ACL参加中の4人を除く18人で、静岡県内での事前合宿を開始した。本番まで約2週間。メンバーの半数近くを占める欧州組がいかに日本の夏に順化できるかが、メダルの行く末を左右する。そこで、今合宿ではより水分補給を促すため、“シャーベット作戦”を敢行。戦術とともに、体も総仕上げしていく。
 80%もの湿度を含んだ日差しの下で、金メダルへの最終準備が始まった。高温多湿の日本の暑さ。欧州組のOA枠、DF吉田は「先週は雨が続いていたのであまり暑い環境でトレーニングできていない。改善しないといけない」と暑さに慣れる重要性を口にした。

 今合宿では通常の水、スポーツドリンクに加え、糖質や飲みやすさなど変えた2種類のシャーベット状の飲料を導入する。狙いは欧州組の水分補給促進だ。水分補給は体温の上昇を防ぐ上、体重の減少も防げる。松本良一フィジカルコーチによれば、体重減少が「3%以上になるとスプリントの能力、認知能力が落ちてしまう」との検証があるという。

 日本より気温の低い環境で戦う欧州組は、国内組と比べ水分を取る習慣が少ない。そこで飲みやすいシャーベット状飲料を準備。12日のホンジュラス戦、17日のスペイン戦でもテストする。「どれだけ回復できたか、体を冷やすことができたか、パフォーマンスにどう関わってきたか見たい」と松本氏。工夫を凝らし、体も金メダル仕様に変えていく。

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