【サッカー男子】攻守の切り替え早く、全体がコンパクトで選手の距離感も良かった-中田浩二の目

2021年07月26日 05:30

サッカー

【サッカー男子】攻守の切り替え早く、全体がコンパクトで選手の距離感も良かった-中田浩二の目
<日本・メキシコ>前半、久保のゴールをアシストする堂安(撮影・西尾 大助) Photo By スポニチ
 【東京五輪第3日 男子サッカー1次リーグA組   日本2ー1メキシコ ( 2021年7月25日    埼玉スタジアム )】 決勝トーナメント進出へ向けて大きな勝ち点3だった。序盤で2点取れたことで主導権が握れた。メキシコは守備ラインの裏にスペースがあるので、堂安がそこを狙って走り、久保に合わせた。2点目は縦の推進力のある相馬を起用したことが当たり、PKを獲得した。初戦とほぼ同じメンバーで、南アフリカ戦の流れを継続しての連勝は狙い通り。FKからの失点はもったいないもので、終盤の時間の使い方に工夫が必要だが、勝ち切ったことは大きい。
 日本はやりたいことができていた。攻守の切り替えが早く、全体がコンパクトで選手の距離感も良かった。守備の連動もできていた。遠藤と田中が中盤でうまくメキシコの攻撃を抑えていたし、FW林も攻撃だけでなく、守備面でも効果的な働きをしていた。次戦のフランス戦は勝ち点1以上でOKだが、最初から引き分けを狙うのではなく、まずは勝ちを目指し、それから状況に応じた戦いをしてほしい。(元日本代表DF)

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