久保 逆襲のマジョルカ“第2章”、五輪の悔しさから学んだ「唯一大事なのは結果」
2021年08月15日 02:30
サッカー
「五輪で僕は忘れられない経験をした。大事なのは結果で、マジョルカでも同じことを考えている。僕がやらなければいけないのは、目標達成のために最大限チームを助けること。なぜなら10年後、僕がもっと大人になったときに、唯一大事なのは結果だから」
五輪で痛感した結果の重要性。「ゴールに対して、僕はより多くのハングリーさがある」と続けた。
マジョルカは2季前に攻撃の軸として4得点4アシストと輝いた古巣。加入直後には元同僚たちからも連絡があったという。「ここにはたくさんの友人がいて、自分の家にいるような感覚がある」。帰還へのうれしさをにじませ、「最大限の手助けをするためにここに来た」と言い切った。
前回の在籍時にチームは2部に降格したが、“第2章”の今回は同じ過ちは繰り返さない。「五輪という重要な大会を経験した。選手としてより良くなったと思うし、もっとチームを助け、今回は目標達成したい」。メキシコ戦後には「(来年の)W杯が始まるころには代表で圧倒的な存在になっていないと遅い」と口にした20歳。マジョルカで誰よりも圧倒的な結果を残すことを約束した。
≪指揮官はサイド起用示唆≫ルイス・ガルシア監督の久保についてのコメントもクラブ公式YouTubeでアップされた。指揮官は「タケは並外れたレベルの高さがある選手。ラインをかなり上げてボールを持つというチームスタイルの中で、自分に合うだろうと言っていた」と明かした。4―2―3―1の2列目全てで起用可能としながら「当面サイドでのプレーになるだろう」と語った。
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