長崎・植中 リーグ初得点から一気ハットトリック達成 5発大勝導き3位新潟に並ぶ勝ち点51の7位浮上
2021年09月15日 05:30
サッカー
前節は下位相模原に痛恨のスコアレスドロー。植中もチャンスを決めきれなかった。そこから中2日で迎えた昇格争いへの生き残りをかけた大一番でエジガル・ジュニオとの2トップで先発。「今日はラストチャンスと感じていた。緊張して立ち上がりは固くなっていたが思い切りやるしかない、と」。前半18分、まずは相方の先制点をお膳立てし、「エジガルが1点取って楽になった。先制点に関われたので自信が持てた」と、勢いに乗った。
ここから圧巻のゴールショー。同35分、まずは毎熊からのパスを右足でダイレクトに合わせリーグ初得点。「ほっとした。やっと決めてうれしさがこみ上げてきた」。続いて同45分には山崎からのパスを冷静に決めて2点目。後半6分にはゴール前に走り込みカイオセザールからのパスに反応して3点目だ。松田監督も「得点力のあるFW、若さも魅力。今日は期待に応えてくれてうれしかった」と絶賛した。
植中も「上位対決を制したのはもの凄く大きかったと思う」と話した。この白星で7位ながら勝ち点では3位新潟と並んだ。昇格を目指す長崎の追撃は止まらない。