青森山田が圧巻6発 小嶺忠敏さん率いた国見以来の4大会連続決勝進出
2022年01月09日 05:30
サッカー
過去3試合は序盤の動きが硬く「もっと青森山田らしいサッカーをしよう」がテーマだった。前半3分、26分に正確なセットプレーからリードを奪うと、以後も鋭い攻守の切り替えと球際の強さで圧倒した。相手はセットプレー時に選手がぐるぐる回る「トルメンタ(スペイン語で嵐)」を生かして勝ち上がってきたが、与えたCKはゼロ。嵐を起こす間も与えなかった。
1988年のちょうどこの日、小嶺氏が以後黄金期を築く国見を初優勝に導いた。背中を追って指導者になった黒田剛監督(51)は「本当に素晴らしい師匠で見本となる方」と回想。4年連続の決勝進出は03年度の国見以来となり「国見の全盛期を青森山田が担うくらいの気持ちで101回大会につなげていけたら。それが小嶺先生に対する感謝の気持ちです」と続けた。
青森山田は前々回、前回と準優勝。三度目の正直には、全国高校総体、高円宮杯プレミアリーグEASTに続く3冠が懸かる。「大津は選手権の中でも強敵。まだ自分たちは選手権で何も成し遂げていない」と松木。“新黄金時代”のたすきを、優勝で引き継ぐ。
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