真価が問われる30年目のJリーグ
2022年01月21日 22:04
サッカー
今季は多くの課題と向き合うことになる。何といってもまずは経済面、「そろそろ限界」というチーム関係者も多い。新型コロナウィルス感染症の感染拡大が止まらず、チケット販売もどうなるか見通せない。さらに日本の経済全体が厳しい状況にあり、スポンサー料も減収、親会社を持たないクラブは頭を抱えている。リーグ全体としても、DAZNとの大型契約に続く新たな仕組みの構築にも取り組まなければいけない。
3月にはチェアマンが代わり、新体制になる。しかし、どうやってもコロナ前に戻ることはできないし、戻るよりもいかに新しい魅力を持ったリーグにするかということの方が重要だろう。プロスポーツの興行だけに、収入の確保が一番、そのためにもスター選手を育てることや、新たな魅力を出せるか。30年前、誰もが「無理だ」という中で、Jリーグはスタートし、プロ野球と真っ向勝負して日本のスポーツ界全体を変えた。チーム名から企業名を外したり、地域密着やVゴール方式などあの手この手で取り組んだ。開幕10チームが同一コンセプトで1社でグッズを作ったり、放送権をリーグで一括管理したり、聖域なしに改革した。
ピンチはチャンスでもある。サッカーには土壌があるし、エネルギーも残っているはず。ぜひ変化の年にしてほしい。
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