鹿島・日本代表FW上田がゴールも勝ちきれず「出鼻をくじかれたのが課題」

2022年05月25日 22:55

サッカー

鹿島・日本代表FW上田がゴールも勝ちきれず「出鼻をくじかれたのが課題」
<鹿島・鳥栖>後半、ゴールを決める上田(左から2人目)=撮影・小海途 良幹 Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第15節   鹿島4―4鳥栖 ( 2022年5月25日    カシマ )】 日本代表FW上田綺世(23)が森保代表監督が視察する前で意地を見せた。0―3から1点を返して迎えた後半23分、FW鈴木優磨(26)のパスをペナルティーエリア中央で受けると強烈なシュートをゴール左に突き刺した。得点ランク首位に浮上する一発を決め「1点差になるとメンタルも押せ押せになる。ゴールのタイミングも時間帯も良かった」と胸を張った。
 ホームで直近7試合負けなしの鳥栖相手にアディショナルタイムに一度は4―3と逆転する底力を発揮。最後に追いつかれたシーソーゲームを「チャンスを決められなかった。失点が連続して、出鼻をくじかれたのが課題かなと思う」と振り返った。

 ただ、川崎Fが大敗したことで再び奪首に成功。「勝ち点をこぼす試合はシーズン終盤になるにつれて痛くなる。勝負強さは本来武器なので欠けてはいけない」と6年ぶりの国内タイトルへ気持ちを引き締めた。

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