神戸どうしても勝てない 圧倒的内容も無得点ドロー 三木谷会長のゲキも遠い1勝

2022年05月25日 21:05

サッカー

神戸どうしても勝てない 圧倒的内容も無得点ドロー 三木谷会長のゲキも遠い1勝
<神戸・磐田>前半、競り合う神戸・イニエスタ(右)(撮影・坂田 高浩) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1第15節   神戸0-0磐田 ( 2022年5月25日    ノエスタ )】 連敗は「2」で止めたが、三木谷浩史会長の“涙の演説”は勝利までは届かなかった。神戸は前半から積極的なプレスがはまり、主導権を握る展開。この試合でJ1通算出場100試合の節目を迎えた元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタを中心に攻勢を強めたが、今季リーグ9試合目の無得点となった。
 前半27分にはイニエスタのFKからDF菊池流帆、FW武藤嘉紀が立て続けにシュート。同39分にはMF井上潮音が決定的なシュートを放ったが、磐田GKの好セーブに阻まれた。後半もイニエスタのパスから好機をつくり出した。ただ圧倒的な内容を見せながら、1点が遠かった。

 湘南に敗れて再び最下位に転落した21日、三木谷会長が会長職辞任を示唆。だが23日にはクラブハウスを電撃訪問し「次の試合があるということではなく、次の一戦に全てを懸けるという思いでやってほしいと思います。覚悟っていう、このままやり続けるというのも格好悪いんだけれど格好悪くてもいいやと思い、戻ってくることにしました」と時折、涙を流しながら続投への意欲を示していた。

 三木谷会長はこの試合前にゴール裏サポーターへ深々と一礼。一連の騒動と新たなる決意表明、そして共闘を訴えた。選手もサポーターも総帥のゲキに応えようと必死の姿は示したが、それでも苦しい戦いは続く。
 

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