神戸MFイニエスタ上機嫌 自ら質問“おかわり”OK 「きょうは勝ったから、もう一問良いよ」

2022年05月29日 17:44

サッカー

神戸MFイニエスタ上機嫌 自ら質問“おかわり”OK 「きょうは勝ったから、もう一問良いよ」
<神戸・札幌> 試合に勝利し、笑顔で握手する武藤と神戸・イニエスタ(右) (撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第16節   神戸4-1札幌 ( 2022年5月29日    ノエスタ )】 1―1の後半17分に交代したが神戸の元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタは上機嫌だった。通常は質問は1~2問。まず今季2勝目の感想を求められると「チームが勝利を必要としていて、勝てたのが何よりだ。ハードワークもしてくれた。それは重要なことで、これを今後も良い流れを築く一歩にしたい」と主将として完璧な答えをした。
 2問目は前節・磐田戦でJ1通算100試合出場を果たした自身について。「日本での生活を満喫しているよ。年齢的、コンディション的なこともある中で100試合到達は喜んでいる。今、チームは苦しみの時期だ。そういう時こそチームに対して今以上の力を出していく。シーズン終了時にはこの状況を抜け出していて、カップ戦でも良い結果を出したい」と力強く語った。

 そして3問目の6月の中断期間の過ごし方について言及。「ここ数試合の戦いでチームは学んでいる。湘南戦で負けたが、現状を理解して、やるべきことは理解できている。中断期間はリフレッシュして、コンディションを整えて、チームとしてやるべきことをやるだけ」。そう答えるとクラブスタッフが取材を打ち切ろうとした。

 そのときイニエスタ自ら「きょうは勝ったから、もう一問良いよ」とニヤリ。未踏の4問目は、自身が交代した後にセットプレーキッカーの汰木について問われた。「本当に素晴らしいプレースキックだった。それ以外でも素晴らしいプレーがあり、ハードワークをしてくれた。個々のベストバージョンを出すことが大事。彼だけではなく、全員に伝えたい」。

 ミス絡みで同点に追い付かれながら、3点を追加して奪った勝利。リバウンドメンタリティーを発揮したチームの、今後の浮上を感じている様子だった。

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