ブラジル　元横浜Fサンパイオ・コーチが分析　南野＆伊東＆遠藤を警戒

2022年06月06日 05:05

サッカー

ブラジル　元横浜Fサンパイオ・コーチが分析　南野＆伊東＆遠藤を警戒 — 日本―ブラジル予想布陣 Photo By スポニチ

【国際親善試合ブラジル―日本（ 2022年6月6日国立）】ブラジル代表は5日、日本戦に向けた会見を行い、現役時代に横浜Fなどで活躍したサンパイオ・コーチが警戒する選手に南野と伊東を挙げた。

　対戦相手の分析を行うスタッフとしてチチ監督から日本の印象に関する回答役の指名を受け「攻撃面でクリエーティブな選手がそろっている」として両選手に言及。南野に関しては「高いテクニックを持つ」と分析し、伊東も「1対1に強く、スピードがある」と評価。「明日は素晴らしい試合になる。互いにテクニックを駆使して勝利を目指すという似た特長を持つチーム。試合を見た人は幸せな気分になるだろう」と予想した。

　また、同コーチは守備も称賛。「日本はバランスが取れて守備が強固」とし、吉田と長友、遠藤に言及。「遠藤はポジショニングがいいと分析している」と明かした。チチ監督は18年W杯ロシア大会を振り返り「日本がベルギーに勝っていればブラジルは（準々決勝で）日本と戦っていた。日本とブラジルはW杯で対戦するレベルにある。明日は重要な試合になる」と語った。

◇ブラジル代表先発予想（寸評）◇
GKアリソン（リバプール）
　反応速度が速く、捕球技術も一級品
DFダニエウ・アウベス（バルセロナ）
　経験が豊富な39歳のムードメーカー
DFマルキーニョス（パリSG）
　身体能力と判断力に優れた守備の柱
DFチアゴシウバ（チェルシー）
　4回目のW杯へ経験値は最高レベル
DFアラナ（アトレチコ・ミネイロ）
　技術に優れ、精密クロスで好機演出
MFフレジ（マンチェスターU）
　強いフィジカルと闘争心で守備力◎
MFカゼミロ（Rマドリード）
　ボール奪取に加えて攻撃参加も脅威
MFラフィーニャ（リーズ）
　ドリブル突破だけでなく守備も貢献
MFビニシウス（Rマドリード）
　速さを生かした突破に決定力も向上
FWパケタ（リヨン）
　意表を突くパスなど創造性に秀でる
FWネイマール（パリSG）
　韓国戦は中盤で輝く。前線でも期待

　▽トランスファーマーケット　2000年にドイツで立ち上げられた移籍情報専門サイト。選手やクラブなどの市場価値を独自データで評価。契約期間中の選手が他クラブに移籍する際に必要な移籍金（違約金）を算出している。