歴史的“快挙”だ!メキシコ マラドーナ&ペレも戴冠「アステカ競技場」で史上初3度目のW杯開催決定

2022年06月17日 17:53

サッカー

歴史的“快挙”だ!メキシコ マラドーナ&ペレも戴冠「アステカ競技場」で史上初3度目のW杯開催決定
1986年メキシコW杯で優勝し、チームメイトに担ぎ上げられ、喜ぶアルゼンチン代表MFマラドーナ(AP) Photo By AP
 FIFA(国際サッカー連盟)は米国、メキシコ、カナダによる史上初の3カ国共同開催となる2026年W杯(ワールドカップ)開催都市とスタジアムを発表。メキシコサッカー協会が17日に公式ツイッターを更新し、メキシコシティーの「アステカスタジアム」が世界初となる3度目の“快挙”を喜んだ。
 W杯史上初の3カ国共同開催にあたって、各国41の都市と43のスタジアムが立候補していたなかから16都市が決定。米国が最多11都市、メキシコは3都市でカナダの2都市も決まった。

 史上初3度目のW杯“開催国”となったメキシコはメキシコシティー(アステカ)、モンテレイ(BBVA)、グアダラハラ(アクロン)の3会場に決定。メキシコサッカー協会公式ツイッターは「我らが街が歴史的快挙だ!W杯2026でメキシコ代表とアステカスタジアムは、3度目のワールドカップ参加が実現した」と喜んだ。

 アステカスタジアムは過去、ペレ率いるブラジル代表の優勝(1970年)やマラドーナ率いるアルゼンチン代表の優勝(1986年)など歴史的瞬間に“立ち会った”伝統ある競技場。あの有名なマラドーナの“神の手ゴール”も、このスタジアムで行われた準々決勝イングランド戦で生まれた。

 日本サッカー界にとっても釜本邦茂を擁し1968年メキシコ五輪で史上初の銅メダルを獲得した“聖地”。かつては13万人弱の収容能力を誇る世界最大級のスタジアムだったが2度の改修により、現在は8万7000席ほどになっている。


<2026年W杯開催都市>
▼米国(アトランタ、ボストン、ダラス、ヒューストン、カンザスシティー、ロサンゼルス、マイアミ、ニューヨーク/ニュージャージー、フィラデルフィア、サンフランシスコ、シアトル)

▼メキシコ(メキシコシティー、モンテレイ、グアダラハラ)

▼カナダ(バンクーバー、トロント)

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