JFLの鈴鹿ポイントゲッターズは27日、監督兼ゼネラルマネジャーの三浦泰年氏(56)が運営会社の代表取締役に就任すると発表した。21日の臨時株主総会で選任された。代表取締役社長の吉田雅一氏は辞任し、新たに山口隆男氏が就任。Jリーグから科されている、準加盟に相当する「百年構想クラブ」の資格停止処分の解除に向け、体制を刷新した。
鈴鹿は20年にクラブ幹部による意図的な敗退行為の指示があり、今年2月にガバナンスの改善などの解除条件付きで資格停止処分を受けた。28日のJリーグ理事会で、処分について話し合われる。鈴鹿は今季、三浦監督の弟の元日本代表FW三浦知良(55)を獲得し、J3昇格を目指している。昇格には全体で4位以内、かつ「百年構想クラブ」で2位以内が条件になっている。