代表MF野津田 昨季J2甲府から1年でA代表へ“成り上がり”「代表に来られてびっくりしている」

2022年07月22日 13:25

サッカー

代表MF野津田 昨季J2甲府から1年でA代表へ“成り上がり”「代表に来られてびっくりしている」
日本代表に招集された野津田 Photo By スポニチ
 E―1選手権に参加中の男子日本代表に初選出されたMF野津田岳人(28=広島)が22日、オンラインで取材対応した。昨季、期限付き移籍していたJ2甲府で急成長した遅咲きのボランチは「(J2の)1年前から想像すると、代表に来られてびっくりしている。甲府に行ってから大きく変わることができたと感じている」と振り返った。
 年代別代表の常連だった野津田は、数々の移籍を経て21年にJ2甲府に期限付き移籍。サッカー人生で初めてのJ2での戦いだったが、そこが分岐点だったと野津田は認める。

 「それまでは継続的に試合に出られていなかった。去年、甲府で試合をたくさん経験できたことで試合勘など得られたものもあった。本当に去年は自分の中で大きなターニングポイントになった」

 中でも伊藤彰監督(現磐田監督)との出会いで非凡な才能が開花し始めた。それまでは途中出場が多く、短い時間で攻撃のアピールを重視していたというが、甲府では先発出場が多くなったことでゲーム全体の流れや守備でのポジショニングを意識するようになったという。

 今季の広島ではアンカーとして好調なチームをけん引。甲府で磨いた守備面では1試合平均タックル数はリーグ1位の3・7と中盤のデュエルでも突出した成績を残している。代表でもアグレッシブなプレースタイルが通用すると自信をみせる野津田は「(W杯は)厳しい状況だと思うが、自分にしかない武器もあると思う。強度の高い守備や前から行く姿勢を見せた上で、セットプレーのキックなど攻撃でも違いをみせたい」と意気込みを語った。

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