FW永井の大車輪の活躍で名古屋が浦和撃破 「皆さんの前で結果を残してまた応援してもらいたかった」
2022年08月06日 23:23
サッカー
守備でもスイッチ役として前線で走り回った快足アタッカーには後半にご褒美が待っていた。同19分、相手のクリアミスを拾ってドリブルを開始。ペナルティーエリア内に侵入し、味方に「決めてください」と言わんばかりのパスを供給した。これは相手GKに防がれてしまったが、こぼれ球が自身にはね返り、最後は右足でゴールネットを揺らした。最初はハンドという判定だったが、VARの結果、自身にとって名古屋では6年ぶりとなる得点が認められた。
「(名古屋での久々のゴール)最高に嬉しいですね。そこ(J通算350試合出場)はまったく意識していなかった。ホームで勝ちたかったし、ファミリーの皆さんの前で結果を残して、また応援してもらいたかったので決められてよかった。全員がハードワークしての3ゴール。次戦も一丸となって戦っていきたい」
今日のヒーローは、今季からチームを率いる長谷川監督にとって、FC東京時代に重宝した愛弟子だ。FWディエゴオリベイラとともに“ダブルエンジン”と呼び、チームの両輪として攻守両面で重要なピースだと何度も強調してきた。指揮官は1得点2アシストのストライカーを「相手の隙をうかがいながらアシスト、カウンターの起点、ゴールとFWらしい仕事をしてくれた」と絶賛。さらに「FC東京時代から知っているし、あれくらいはやってくれるだろうと思っていた」と笑顔で話した。