浦和 ACL3大会ぶり4強!モーベルグ弾を口火に4発 埼スタ大声援に応えた
2022年08月23日 04:30
サッカー
「中央に入って行ったところで素晴らしいパスがきた。ゴールの角を狙って決められた。(連係は)日々のトレーニングでも行っているし、どんどん良くなっている。ACLの試合は次で今年は最後になるので、エネルギーをそこで使い切ろうと思っている」
同42分には左CKから「相手のニアが空くというのはスカウティングでも言っていたので、うまくヒットして良かった」とDF岩波が頭で合わせて追加点。さらに後半にも同20分にMF小泉が左足でゴールネットを揺らし、同27分にはMF明本がゴールを決めた。5―0で勝利した19日の1回戦ジョホールDT(マレーシア)戦に続くゴール量産だった。
神戸が第1試合で敗れたため、日本勢の最後の希望として挑んだ。声出し応援可能席のチケット4500枚は1回戦に引き続いて完売。選手入場時にはゴール裏に「威風堂堂」という巨大なコレオグラフィー(人文字)が掲げられるなど、サポーターの力強い後押しを受け、選手たちがピッチで躍動した。17年以来、3度目のアジアの頂点へ。埼玉県開催という地の利も生かした“赤い悪魔”の進撃は続く。
《手倉森監督「完敗」》BGパトゥムはタイ勢として初の8強入りを果たしたが、浦和の前についに力尽きた。序盤にVAR判定で相手ゴールが2度も取り消されたが、終わってみれば4失点。手倉森監督も「完敗」と認めた。それでも「すっきり負けたことで、気持ち良く前に進んでいける。この試合を財産にしたい」と指揮官。浦和には「ACLのタイトルを獲ってもらいたい」とエールを送った。