森保監督が欧州視察に出発 9月欧州遠征はW杯と同じ26人招集へ「W杯を見据えて26人のメンバーで」

2022年08月24日 10:40

サッカー

森保監督が欧州視察に出発 9月欧州遠征はW杯と同じ26人招集へ「W杯を見据えて26人のメンバーで」
渡欧前の成田空港で報道陣から誕生日プレゼントを送られ笑顔の森保監督 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表の森保一監督が24日午前、成田空港発の航空機で欧州視察に出発した。搭乗前に取材に応じた森保監督は9月の欧州遠征には、W杯カタール大会の登録数と同じ26人程度の陣容で臨む方針を示した。
 日本代表は9月23日に米国代表、同27日にエクアドル代表と親善試合を行う。会場はいずれもドイツ・デュッセルドルフで、W杯メンバー発表前最後の強化試合となる。

 森保監督は「W杯に向けての大切な準備となる親善試合だと思っている。6月とは違う構想を持っている。6月はより多くの選手にプレーしてもらおうと4試合戦ったけど、今回はある程度W杯を見据えての選手起用も考えたい」と話し、W杯での戦いを想定した選手起用をテストするプランを明かした。

 メンバー発表は9月15日に行う予定だが「W杯を見据えて26人のメンバーで行くことになると思う。その人数をターゲットに選考したい」と本番と同じ人数を招集する考えだ。新戦力の選出については「誰が見ても代表で活躍できるというパフォーマンスを見せている選手は選択肢として考えたいけど、現段階では可能性は薄い」と否定的で過去に招集した選手を集めてチーム作りの仕上げを行うことになりそうだ。

 今回の視察では、デュッセルドルフを起点に日本人選手の試合を観戦したり、日本人選手と面会する。ドイツ以外にも足を運ぶ見通しだ。詳細な予定は決まっていないが、まず会いたい選手として主将の吉田麻也(シャルケ)を挙げ「キャプテンとしてチームを引っ張ってきてくれているので、これまでの活動の振り返り、9月の活動に向けて、W杯に向けて、選手が感じたことを聞いたり、情報交換したい」と話した。

 前日23日に54歳になったばかり。誕生日当日は日本代表のスタッフらにケーキで祝福してもらった。この日は成田空港で報道陣からプレゼントを贈られた。

 1つ年を取った指揮官は「お祝いしていただき、改めて多くの方に支えていただいてやって来れたと思っている。恩返しできるように結果を出せるように頑張りたい」と決意を新たにしていた。

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