川崎F 鹿島破り首位・横浜に勝ち点2差 今季3度目“14分ゴール”が決勝点の脇坂「勝ててうれしい」
2022年08月27日 21:55
サッカー
先制点はFW家長が奪った。前半8分、自身が倒されて得たPKを左上に蹴り込み、全4得点に絡んだ前節の福岡戦に続きPKを成功させた。前半14分にはMF脇坂が直接FKで追加。ファーサイドの右ネットに、グラウンダーのシュートを蹴り込んだ。元日本代表MF中村憲剛氏の「14」を引き継いだ今季、公式戦で決めた5得点のうち、3得点を前半14分に記録。背番号との縁を感じるゴールが白星に結びついた。「結果だけが求められているゲームだったので、勝ててうれしい。(FKは)狙い通りです。ニアを警戒しているかなと思ったので、意表を突くイメージで蹴りました」と喜んだ。
2―1で突入した最終盤、鬼木監督は5バックに布陣を変え、確実に白星を守る選択をした。前日の練習では試さなかったというが、「そのときそのときで感じたことをピッチで表現したい。選手もそれに応えてくれた」と感謝。ラストワンプレーで追いつかれて敗退した、ルヴァン杯C大阪戦の教訓も生きた。「選手も最後の時間の使い方は意識していましたし、実際そういう声が中で掛かっていた。力のあるチームに対して彼らがああいうことができたのは次につながる」。終了のホイッスルが鳴ると家長は芝に膝をつき、DF谷口は拳を強く握った。
新型コロナ禍で人数不足に陥った窮地から今月が始まり、荒波を乗り越えて首位に勝ち点2差まで猛追した。この試合では正GK鄭成龍(チョン・ソンリョン)とエースのFWレアンドロ・ダミアンが欠場。一方でMF大島が右ハムストリング肉離れから5試合ぶりに復帰と好材料もあった。延期による代替試合の31日鳥栖戦で勝利すれば、暫定ながら首位に立つ。19年はかなわなかった3連覇への道筋が、くっきりと見えてきた。
おすすめテーマ
2022年08月27日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
W杯優勝トロフィー“来日” 元ブラジル代表リバウド氏、日本にエール「決勝トーナメント進める」
-
鹿島・岩政監督「選手には重りを外させた。力みはない」敵地・川崎F戦に自信
-
J2横浜FC 3連勝&堅首へ山根「全員で攻撃も守備もして勝ちたい」貢献誓った
-
U20なでしこ 史上初のW杯連覇王手!浜野弾でブラジル撃破、スペインと決勝
-
C・ロナウド 移籍先にナポリ浮上、ナイジェリア代表FWオシムヘンとの交換トレードも
-
ポルト中島 中国とトルコへの移籍拒否、昨季期限付き移籍ポルティモネンセ行きを希望
-
古橋セルティックVSレアルに鎌田VS守田 欧州CL1次L組み合わせ決まる
-
久保ソシエダVSマンU、アーセナルはPSV戦 欧州リーグ1次L組み合わせ
-
菅原AZ プレーオフ第2戦も制し欧州カンファレンスリーグ本戦出場決定