FIFA“夏の移籍数”過去最高と発表 移籍金支払額1位は英プレミアリーグで破格2500億円超え!

2022年09月09日 17:31

サッカー

FIFA“夏の移籍数”過去最高と発表 移籍金支払額1位は英プレミアリーグで破格2500億円超え!
今夏の移籍市場でドルトムントからマンチェスターCへ移籍したノルウェー代表FWハーランド(ロイター)
 FIFA(国際サッカー連盟)は今年6月1日~9月1日までの国際移籍市場で使われた移籍金の総額を発表。男子は昨年の同時期より約30%増となる50億ドル(約7125億円)で、移籍数は過去最高の9717件だったと報告した。
 “今夏の移籍市場”では使われた移籍金の総額がコロナ禍では最高となる50億ドルに到達。新型コロナウイルス流行前の2019年58億ドル(約8250億円)には届かなかったものの、市場は英プレミアリーグ(イングランド)勢を中心に活発な動きを見せ、昨年の同時期より16.2%増となる9717件もの移籍が実現した。

 市場の中心は欧州勢となっており移籍件数、移籍金支払額のトップ10の上位を占め、欧州勢以外ではブラジルのみがランクイン。移籍件数、移籍金支払額ともにイングランド勢がトップ。特に移籍金支払額では18億950万ドル(約2575億9000万円)と、2位イタリアの5億4980万ドル(約782億8700万円)を大きく引き離す驚きの金額だった。

 なおスペイン紙アス(電子版)によると今夏の移籍金最高額は、オランダ1部アヤックスから英1部マンチェスターUへ完全移籍したブラジル代表FWアントニーの9500万ユーロ(約136億6000万円)。イングランド勢は他にもノルウェー代表FWハーランド(ドルトムント→マンチェスターC)、U―21フランス代表DFフォファナ(レスター→チェルシー)、ウルグアイ代表FWヌニェス(ベンフィカ→リバプール)など、どれも移籍金70億~100億円という高額移籍が多く成立していた。

<移籍件数トップ10>
1位イングランド 422件
2位スペイン 383件
3位フランス 361件
3位ドイツ 361件
5位ポルトガル 350件
5位イタリア 316件
7位ブラジル 316件
8位ベルギー 269件
9位キプロス 234件
10位オランダ 222件

<移籍金支払額トップ10>
1位イングランド 18億950万ドル(約2575億9000万円)
2位イタリア 5億4980万ドル(約782億8700万円)
3位スペイン 4億7990万ドル(約683億6000万円)
4位フランス 4億7000万ドル(約669億2000万円)
5位ドイツ 4億6000万ドル(約655億1700万円)
6位オランダ 1億8350万ドル(約261億29000万円)
7位ポルトガル 1億6840万ドル(約239億7300万円)
8位ベルギー 1億4350万ドル(約204億8400万円)
9位トルコ 9120万ドル(約129億8100万円)
10位ブラジル 5930万ドル(約8400万円)

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