横浜が今季ホーム初黒星で3年ぶりV持ち越し マスカット監督「ドアは4つも5つも開けられない」

2022年10月08日 19:36

サッカー

横浜が今季ホーム初黒星で3年ぶりV持ち越し マスカット監督「ドアは4つも5つも開けられない」
<横浜・G大阪>試合前に言葉をかわすG大阪・松田監督(右)と横浜・マスカット監督(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第32節   横浜0―2G大阪 ( 2022年10月8日    日産スタジアム )】 3年ぶり優勝に王手をかけた首位の横浜が今季ホーム15戦目で初の敗戦を喫し、歓喜の瞬間は次戦以降にお預けとなった。追いかける2位の川崎Fが勝利したため、残り3試合で両チームの勝ち点差は5に縮まった。
 優勝への期待から今季主催試合最多となる3万2516人の手拍子が鳴り響く中、シュート本数は22対6と終始ボールを支配した。それでも相手の引いた守備にことごとく跳ね返され、前後半ともCKから2点を失った。マスカット監督は「相手が先に得点すれば、当然深い位置で守備をしてくる。自分たちはそこを崩す責任があった」と振り返った。

 次戦での優勝決定条件は今回と変わらず、横浜が次戦の12日ホーム磐田戦に勝ち、川崎Fがホーム京都戦に引き分け以下。それ以外の結果ならリーグ中断期間を挟み、29日の第33節まで持ち越しとなる。

 圧倒的に優位な状況だからこそ、見えない重圧のかかる試合は続く。マスカット監督は「皆さんは希望を持って見てくれているが、私はこうなればどうなるなどは一切考えない。ドアは1つずつ開けていくもの。4つも5つも開けられない」と一戦必勝を強調。主将のMF喜田も「この結果だけで条件がどうとか、優勝のプレッシャーがどうと片付けるのは少し乱暴な気がする。できたこととできなかったことを冷静に分析して、チームの成長につなげたい」とスタンスを崩さなかった。

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