【明治安田生命J1第27節 神戸1―0湘南 ( 2022年10月12日 ノエスタ )】
神戸の14年ぶりJ1リーグ5連勝を支えたのは守備陣だった。1点リードの終盤にはDF槙野智章を投入して3バックで逃げ切り。18年シーズン以来4年ぶりの3試合連続無失点となった。
試合早々に足を痛めたDF菊池流帆は「足が痛くて…逆にそれで力が抜けたのかも」とニヤリ。至近距離からのシュートも得意のヘッドで跳ね返すなど、試合中ずっと足が痛いにもかかわらずフル出場できたのは「世紀の1戦だったので気迫です」という。残留を大きくたぐり寄せる1勝に「全員の勝ちたい執念もあるし、その前段階の準備も良くなっている」と胸を張った。
次戦は29日・川崎F戦。4試合連続無失点となれば09年以来13年ぶりのクラブタイ記録となる。「強い相手と試合をするのは好きなんで」。対川崎Fは9試合連続失点中だが負の歴史にピリオドを打ち、来季につなげる自信へと変える。