J1最下位に沈む京都・チョウ貴裁監督 進退伺い「するつもり全然ない」

2024年05月20日 22:00

サッカー

J1最下位に沈む京都・チョウ貴裁監督 進退伺い「するつもり全然ない」
真剣なまなざしで選手の動きを見つめる京都・チョウ貴裁監督 Photo By スポニチ
 19日の広島戦(サンガS)で0―5と大敗し、5連敗を喫した試合後の記者会見で「いろいろな責任の取り方がある」と発言した京都・チョウ貴裁(チョウ・キジェ)監督が一夜明けた20日、サンガタウン城陽で取材に対応。「選手といっしょに戦っていくというファイティングポーズは下ろさない」と、改めて最下位からのチーム再建、浮上へ強い意欲を示した。
 発言の真意を問われた指揮官は「そのまま身を引くとか、辞めるとか捉えられたのかなと思いますが、どういう方向を向くか、クラブとかクラブを支える人たちといっしょに、同じ考えで進まなきゃいけない。目的とか目標とか、進む方向が曖昧なまま時間を過ごすのは選手にとっても一番よくない。そういう意味でもう一度、クラブの人と話して、次の方向を決めると言っただけで、ファイティングポーズを下ろすって言ったつもりはない。“僕の進退決めて下さい”っていう、投げやり的なことを言いたかったわけじゃなくて、でもそういうふうに捉えられたんだなと反省してます」と“進退伺い”については完全否定した。

 普段から毎日、コミュニケーションを取っているというが、試合後には改めてフロントと話し合ったことも明言。安藤淳強化部長は「個人の意見」と前置きした上で「本当にすごく頑張ってくれていますし、僕は(監督を)信頼しています。あれだけつらい内容の試合をしてしまっている中で、サポーターの皆さんがずっと応援してくださるというところに、僕らは絶対応えないといけないという思いがあるので、何とか状況を打破するためにどういう手段がいいのかというのは、それはこの間の試合だけじゃなくて、ずっとそういう話はしています」と変わらぬ信頼を口にした。

おすすめテーマ

2024年05月20日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム