熊本、J1参入プレーオフ2回戦進出 坂本は次戦に向け反省忘れず「地元のクラブをJ1に上げたい」

2022年10月31日 06:00

サッカー

熊本、J1参入プレーオフ2回戦進出 坂本は次戦に向け反省忘れず「地元のクラブをJ1に上げたい」
後半42分、同点ゴールを喜ぶ熊本の選手たち Photo By スポニチ
 5位の大分との九州対決に2―2で引き分けた同4位の熊本が、J2年間順位で上位のため規定により2回戦に駒を進めた。
 スタジアムが揺れた。試合最終盤。前半1分に許した1点を追う後半42分、坂本が同点ゴールを叩き込んだ。「粟飯原くんはヘディングが強いので後ろにこぼれてくると信じて飛び込んだ。ほっとした」。粟飯原が頭で落としたボールに反応すると冷静に相手GKをかわし左足を振り抜いた。同47分には決定的な粟飯原のゴールをアシスト。「もっている」と自身の勝負強さに照れ笑いを浮かべ「試合前から勝つ意気込みだったので狙った。決めてくれと思って送った」と胸を張った。

 J3から昇格1年目でJ1へ駆け上がろうとしている。飛躍した理由を大木監督は「選手たちがどんどん自分で自分を磨いてきた」と称えれば、坂本は「監督の言っていることをやれば間違いない」と感謝する。

 次戦はホームで山形との2回戦。坂本は最後の2失点目を「もったいない」と反省を忘れず、下部組織出身の選手としても「地元のクラブをJ1に上げたい」と勝利を誓った。 (村田 有子)

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