権田修一 長く感じた“三笘の1ミリ”VAR判定の舞台裏「僕らはあの時間をプラスに使えました」

2023年01月12日 19:42

サッカー

権田修一 長く感じた“三笘の1ミリ”VAR判定の舞台裏「僕らはあの時間をプラスに使えました」
権田修一 Photo By スポニチ
 サッカー日本代表のGK権田修一(33=清水)が12日までに更新されたYouTubeチャンネル「内田篤人のSDGsスクール!」にゲスト出演。“三笘の1ミリ”の舞台裏を明かした。
 今大会の日本は、1次リーグでドイツ、スペインと強豪2カ国を撃破するジャイアントキリングを起こして、グループリーグ首位通過で決勝トーナメントに進出。決勝トーナメント1回戦ではクロアチアと対戦。延長戦でも決着はつかず、試合の行方はPK戦へ。PK戦は1―3で史上初となる8強入りに届かなかった。

 そして今大会では最新のテクノロジーが採用されてVAR判定なども進化した。権田は最新のテクノロジーについて「日本は“テクノロジーがなかったら…”というシーンがたくさんあった。サッカーというものが正しく判定してもらえるというのは選手にとってすごくありがたかった」と最新のテクノロジーに感謝した。

 話題は1次リーグ最終戦のスペイン戦でMF三笘薫が1―1の後半6分、左サイドから折り返してMF田中碧の勝ち越しゴールをアシスト。あきらめずに走り込み、エンドラインぎりぎりで足を伸ばして世界から称賛された“三笘の1ミリ”に。

 三笘のプレーでのVAR判定は「すごく長く感じました。ただ僕らはあの時間をプラスに使えました」と明かした。結果的にゴールが認められてスペインに勝利して、1次リーグ首位突破を決めた。

 アフレッシブに攻めていた時間帯だったため「あれがゴールと認められなかった時にDFが3人ともイエローカードをもらっていたんで、“ちょっと危ないね”という話をしてました。谷口選手や吉田選手と“どうする?このままいく?それともゴール認められなかったらもう一回引く?”という話は出来てました」と冷静に時間を上手く活用していたと語った。

 そして今回のチームの良さはコミュニケーションを取るところだった。「吉田選手も点が入っても取られたりしたときも“1回みんなでコミュニケーション取ろう”と言っていたので、点が入ってみんながバッーって集まりますけどみんなでコミュニケーションを取って吉田選手や谷口選手が伝えてくれて、全員で意思統一することは出来てました」と話した。

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