内田篤人氏 高校&日本代表の“先輩”FW高原直泰の変化に驚き「あんな笑顔1回も見たことない」
2023年01月20日 22:05
サッカー
高原の練習を見学した内田氏は「すごい楽しそうにやってる。体も動けるのが本当にすごい。だって若い選手とやってますもんね」とコメント。43歳でも若々しくプレーする“先輩”の姿をうれしそうに語った。
練習後にあいさつを交わすと、高原から「何恐縮してるの?」と話しかけられ、内田氏は「怖いイメージしかない」と緊張気味。高原が「恐縮すんなよ。すごく優しくなったから」と笑いかけると、今度は「あんな笑顔1回も見たことない」と驚きの声を上げた。
さらに高原は沖縄でサッカーだけでなく耕作放棄地を開墾してコーヒー栽培を展開。沖縄はコーヒーベルトと呼ばれる、世界でコーヒー栽培が可能なエリアの“最北部”に位置。日本では沖縄でしかできないというコーヒーを特産物にして農業で地域活性化させようと考え、世界的食品メーカーのネスレ日本株式会社や琉球大学、名護市の協力を得て16年に「沖縄コーヒープロジェクト」を立ち上げた。
内田氏から「今後の展開としては?」と尋ねられると、高原は「これはアピールのためにやっているわけじゃないから、しっかりと収益が出るように将来的には。そうしないと意味がない。自分たち(沖縄SV)で栽培、加工、販売するっていう。そういった観光農園を5年以内につくりたい」と目標を明かした。
すると植樹を手伝うことになった内田氏は土に穴を掘り「これ筋トレっす」とキツそうな表情。悪戦苦闘する様子を見た高原は「篤人いいね。大変だよな」と大笑い。最後に2人で1本の苗を植えようと協力すると高原が「初めての共同作業だ篤人と」とポツリ。これを聞いた内田氏は「高原さん、昔こんなの絶対言わなかったですよマジで。ホント怖くて話かけられなかった」と昔を振り返りつつ“先輩の成長”を歓迎していた。