昨季J1王者の横浜と天皇杯優勝のJ2甲府が対戦する富士フイルム・スーパーカップ(11日、国立)の前日記者会見が10日、オンラインで行われ、横浜のケビン・マスカット監督(49)はGKにオビ・パウエル・オビンナ(25)を先発起用する意向を示した。
正GKだった高丘が米MLSバンクーバーへの移籍交渉のため、今月4日にチームを離脱。甲府戦でのGKの起用法を問われた指揮官は「明日に関してはオビでいこうと思っている。彼も去年からいい準備をしてきた。プレシーズンでも強みを見せてくれた」と明かした。また、9日に完全移籍での加入が決まった飯倉については「以前マリノスに所属していたので、今やっているサッカーを熟知している。今いる選手の例えになってくれると思う。経験をもとにリーダーシップをとってやってくれると期待している」と話した。
今季初の公式戦となる一戦に向けても「どの監督の立場でもシーズンの初戦で大事にしたいのは、自信を持つことと、信頼度。明日もしっかり見られるように準備をしている。しっかり表現してくれると思う」と期待していた。