サッカー元日本代表監督・ザッケローニ氏 自宅で転倒し緊急搬送も命に別条なし

2023年02月12日 04:30

サッカー

サッカー元日本代表監督・ザッケローニ氏 自宅で転倒し緊急搬送も命に別条なし
日本代表を指揮したザッケローニ氏(左は本田)
 元日本代表監督のアルベルト・ザッケローニ氏(69)がイタリアの自宅で転倒して頭部を打ち、救急車で搬送されて同国チェゼーナの病院の集中治療室に入ったと10日、イタリアのガゼッタ・デロ・スポルト紙(電子版)などが伝えた。
 家族が階段付近で意識を失ったザッケローニ氏を発見。搬送時も意識がない状態だったというが、イル・レスト・デル・カリーノ紙によれば、病院では意識を取り戻し、状態は深刻ながら、命に別条はないという。当初は脳振とうおよび頭部外傷と診断されたものの、頭を打って意識を失ったのか、別の症状による転倒なのかは今のところ不明。11日にはANSA通信も「意識はある」と伝えた。

 イタリア人のザッケローニ氏は、母国でACミランなどの強豪クラブの監督を歴任。10年に日本代表監督に就任し、11年アジア杯で優勝し、1次リーグで敗退した14年W杯ブラジル大会まで指揮を執った。

 昨年のW杯カタール大会では、国際サッカー連盟(FIFA)の技術研究グループの一員として活動。先月には久々に来日し、横浜で行われた日本協会主催の指導者向け研修会で登壇し、日本サッカーの将来のために熱弁を振るっていた。誠実な人柄で日本でも多くのファンがいるだけに、その容体が気にかかる。

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