日本サッカー協会は9日、第103回天皇杯決勝を12月9日に東京・国立競技場で開催すると発表した。国立で決勝戦を行うのは2大会ぶりで、元日に決勝を実施しないのは3大会連続となった。
理事会後に取材に応じた宮本恒靖専務理事によると、来年1月12日開幕のアジア杯(カタール・ドーハ)に出場する選手の休息時間を確保するための日程で「元日開催の重みは分かっている中で苦肉の策」と説明した。天皇杯は5月20、21日に1回戦が行われる。また、日本代表全カテゴリーに共通するスローガンとして「夢への勇気を。」も発表した。