2023プレナスなでしこリーグ18日開幕 森山泰行新監督の名古屋ら1部12チーム会見

2023年03月13日 14:51

サッカー

2023プレナスなでしこリーグ18日開幕 森山泰行新監督の名古屋ら1部12チーム会見
<なでしこリーグ会見>笑顔でフォトセッションに応じるなでしこリーグの選手 (撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 2023プレナスなでしこリーグ開幕記者会見が13日、都内で行われ、1部12チームの監督と主力選手が出席した。
 
 18日の開幕に向け、日本女子サッカーリーグの岩上和道理事長、奥田泰久専務理事に続き、選手や監督が登壇。アマチュア最高峰リーグの開幕直前とあって、会場は華やかなムードに包まれた。

 注目は元日本代表FW森山泰行氏が新監督に就任した名古屋だろう。昨年6位からの巻き返しを託された新指揮官は「私を育ててくれた名古屋で女子サッカーの素晴らしさを伝え、勝つことで恩返しができたら。成長し続けるというフィロソフィーを持ってやっている。選手間の話し合いも増えてきたし、いい雰囲気」と手応え十分。エースFW山田仁衣奈は「監督は常に笑顔で、プラスの声がけをしてくれる」と全幅の信頼を寄せた。初戦のスペ大阪戦へ向け「優勝に向けいいスタートを切れたら」と意気込んだ。

 昨年初優勝を飾ったS世田谷は神川明彦監督とGK石野妃芽佳が登壇。連覇へ向け、初戦は昇格チームの静岡と対戦する。石野は「挑戦し続けて、シーズンを通して頑張りたい」と語った。駒沢での開幕戦については「久しぶりで楽しみ。ホームで戦えることに感謝する」と意気込んだ。2部1位で昇格した静岡の小川貴史監督は「我々は挑戦者。スタートダッシュを決めたい」と話し、MF高島絢音は「アクションプランという活動を始め、いい雰囲気になってきている。攻撃的なサッカーで戦いたい」と語った。

 昨年2位の伊賀FCは新任の北村隆二監督、DF秦美結主将がマイクを握った。指揮官は「なでしこでは初めての指導だが、歴史のあるチームなので、さらに上積みできるように頑張る」とコメント。秦は「オンとオフの切り替えがはっきりしている」と信頼感を口にした。対するチームは、昨年2部3位から昇格した大和S。高橋和幸監督は「高いレベルの中、自分たちのスタイルで挑戦できるか」、MF濱本まりんは「簡単に勝てる試合はない。ミスをなくしたい」と語った。
 
 また、元女子日本代表の野田朱美監督が率いるオルカ、昨年の得点王・FW千葉園子を擁するAハリマなども上位を狙う。

 公式YouTubeでは全132試合を専属の実況つきでライブ配信することも決まった。開幕はいよいよ18日、すべての試合から目が離せない。

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