BTOP北海道・浜大耀 JFL昇格へ道リーグ制覇誓う ケガに泣いた元札幌DF「もう1回チャレンジ」
2023年05月13日 06:00
サッカー
プロ生活では膝蓋(しつがい)腱断裂など4度の手術をした左膝のケガに苦しんだ。今年2月にも手術を行い現在は「60%の状態」というが、クラブ初の本戦出場を決めた5日の天皇杯北海道代表決定戦・決勝(対十勝 1○0)に途中出場するなど開幕戦の先発出場を見据えている。
17年にトップ昇格するもリーグ戦出場はなく、21年にJ3富山に期限付き移籍。ケガの影響でここでもリーグ戦出場はできず、昨季に札幌を契約満了で退団した。そんな浜にBTOPで現役を続けるチャンスが舞い込み、「体や膝の状態を整えて今年もう1回チャレンジしようと。それでもダメだったら自分の中でもしっかり整理をつけてやめられる」と受諾。現在は午前中に練習、午後からはコンサドーレ札幌のサッカースクールコーチとして生計を立てる生活を送っている。
コンサドーレ札幌のホーム戦は必ず観戦に訪れている。「J1のレベルをちゃんと覚えておきたくて」。札幌のMF荒野やMF駒井とは今でも食事をともにし、その席で2人に「最後に抗います」と伝えた。「2人からは“やるとこまでやれよ”と言われた。だから納得いくまでやり切るだけ」。浜の決死の挑戦も幕を開ける。
◇浜 大耀(はま・たいよう)1998年(平10)6月14日生まれ、札幌市出身の24歳。札幌U―18から17年にトップ昇格。リーグ戦出場はなくルヴァン杯8試合に出場。21年からJ3富山に期限付き移籍。今季からBTOP北海道に加入し、同時にコンサドーレサッカースクールのコーチに就任した。1メートル86、73キロ。右利き。
おすすめテーマ
2023年05月13日のニュース
特集
サッカーのランキング
-
FC東京・徳元 J30周年“象徴”弾 27歳苦労人J3→J2→J1全カテゴリーで得点
-
川崎F 前半の2失点響きリーグ5戦ぶり黒星 家長「もっと攻撃的なチームにならないと」
-
新潟の20歳MF三戸 王者横浜相手にJ1初ゴール自信「ゴールに近づいている感覚はある」
-
浦和・スコルジャ監督「ハイプレス」でゲーム支配へ 14日にG大阪と対戦
-
鹿島・鈴木優磨 初の国立決戦に「選手としてやりがいが感じられる場所」 14日VS名古屋
-
森保監督「厳しい戦いが待っている」 アジア杯抽選から帰国 トルシエ監督率いるベトナムらと同組
-
AZアルクマール・菅原 フル出場も痛恨逆転負け 欧州カンファレンスL準決勝第1戦
-
セルティック 新潟MF伊藤を獲得か 攻撃陣強化で日本市場に注目 英紙報道