鎌田 ミランが移籍金なしで獲得できることが大きなメリット 伊紙が分析 

2023年05月19日 20:49

サッカー

鎌田 ミランが移籍金なしで獲得できることが大きなメリット 伊紙が分析 
鎌田大地(ロイター)
 今季限りでドイツ1部Eフランクフルトを退団することが決定している日本代表MF鎌田大地(26)に関し、イタリアの有力紙「ガゼッタ・デロ・スポルト(電子版)」は19日、年俸300万ユーロ(約4億4100万円)で基本合意に達したとされるセリエAの名門ACミランが獲得する意義について分析した。
 同紙はまず鎌田と同じトップ下で、Rマドリードから期限付きで加入しているMFブラヒム・ディアス(23)の現状について解説。スペインでは先日、Rマドリードと契約を更新すると報じられたが、それは間違った情報であり、近日中にもブラヒム・ディアスの父と、ミランのフロントの話し合いが予定されていると指摘した。

 ただ、ブラヒム・ディアスは敗退となったインテル・ミラノとの欧州CL準決勝で評価を下げたようで、ACミランが完全移籍での獲得に必要とされる2000万ユーロ(約29億4000万円)を支払う用意があるかは、今のところ不透明という。

 そこでトップ下の“後釜”として浮上したのが、鎌田だったとし、技術面でも賛同を得られているようで、同紙は「ライバルは尽きないが、カマダはミランにとって意味がある」と強調。移籍金なしで獲得できることが大きなメリットであるとしたほか、Eフランクフルトで過去3シーズンで17得点、欧州のカップ戦で8ゴールをマークしているデータを記した上で「彼は頭のいい選手で、セットプレーのキックも上手く、ゴールも決められる」と指摘した。

 18日には、移籍情報に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者が「ACミランが近くフリートランスファーのダイチ・カマダについて決断を下すだろう」とツィートしており、近日中にも鎌田の移籍先が決定する可能性も浮上している。

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