京都MF川崎颯太「守備だけしていれば良いわけじゃない」 攻撃姿勢貫き公式戦7試合ぶり無失点に貢献

2023年05月24日 23:32

サッカー

京都MF川崎颯太「守備だけしていれば良いわけじゃない」 攻撃姿勢貫き公式戦7試合ぶり無失点に貢献
<G大阪・京都>後半、G大阪・鈴木のPKを止め、ガッツポーズの京都・太田(中央)(撮影・後藤 大輝) Photo By スポニチ
 【JリーグYBCルヴァン第5節   京都1―0G大阪 ( 2023年5月24日    パナソニックスタジアム吹田 )】 クラブ史上最年少で主将に就任した京都MF川崎颯太(21)が“クローザー”として公式戦7試合ぶりの無失点に貢献した。1点リードの後半40分に投入。「ちょっとボールをつなげられず波状攻撃を受けている状況だった。一つ運んでパトリック選手と木村勇大選手につなげようと思った」。守備で跳ね返すのではなく奪ったボールをドリブルで運んだり、マーカーをいなして縦パスを付けるなど攻勢に出てくるG大阪のリズムを崩した。
 最大の決定機もあった。後半アディショナルタイムにはFWパトリックの折り返しをシュート。DFにブロックされてしまい「あそこは決めなきゃいけなかった」と反省した。ただ、この試合だけではなく今季は元々定評のある守備力に加えて攻撃力も成長。その背景には大岩ジャパンの存在があるという。

 「U―22代表ではビルドアップも求められる。守備だけしていれば良いというわけではなく、代表にいったことで意識が変わった点もある」。来年24年のパリ五輪を目指す大岩ジャパンでは常連メンバーだが、より広い世界を体感する中で目線は高くなった。

 「きょうは全員が集中していたし、勝利にふさわしい試合だった。この良い雰囲気をいかに次につなげていくか」。日本代表MF遠藤航(シュッツトガルト)の後継者とも期待されるボランチは、早くも次戦・浦和戦(27日・サンガS)を見据えた。

おすすめテーマ

2023年05月24日のニュース

特集

サッカーのランキング

【楽天】オススメアイテム