セルティック古橋はリーグ最終戦2得点で得点王に前進も右足負傷で交代

2023年05月27日 22:53

サッカー

セルティック古橋はリーグ最終戦2得点で得点王に前進も右足負傷で交代
FW古橋亨梧(ロイター)
 サッカーのスコットランド・プレミアリーグでセルティックに所属するFW古橋亨梧(28)が27日、ホームで行われたアバディーンとの今季リーグ最終戦で負傷交代を強いられた。後半開始直後にボールを追った際に正面からスライディングしてきた相手GKと互いの右足が接触。一度は立ち上がってプレーを再開した古橋だが、痛みをこらえられなかったのか再び倒れ込んだ。一時は両脇のスタッフとMF旗手に支えられ、最後は右足を引きずりながら1人でピッチを去った。
 前半は2得点と活躍した。27分に左後方からパスを受けてペナルティーエリアの右寄りに進入。巧みな切り返しでマークを外して左足で右隅に先制点を決めると、5分後にもシュートのこぼれ球に走り込んで左足で加点して前半を2―0で折り返した。28日に試合を残す得点ランク2位のファンフェーン(マザーウェル)と3点差とし、欧州主要リーグ初となる日本人得点王に大きく前進。試合も5―0で快勝したが、古橋にとっては喜んでばかりではいられない。

 加入2年目の今季はW杯出場こそ逃したものの、リーグ戦27得点、公式戦33得点とゴールを量産。6月3日に3冠が懸かる2部インバネスとのスコットランド杯決勝、さらにその後は昨年9月以来の招集となった日本代表の親善試合を控える。リーグ連覇を祝う試合後のセレモニーには右足を引きずりながらも参加しただけに離脱の可能性は低いと思われるが、コンディションへの影響が懸念される。

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