C大阪4発快勝で2連勝 香川が芸術ループ弾!ドルトムント時代の“奥義”が北の大地でもサク裂

2023年06月25日 05:30

サッカー

C大阪4発快勝で2連勝 香川が芸術ループ弾!ドルトムント時代の“奥義”が北の大地でもサク裂
<札幌・C大阪>後半、ゴールを決めたC大阪・香川(撮影・高橋 茂夫) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第18節   C大阪4ー1札幌 ( 2023年6月24日    札幌ドーム )】 C大阪が札幌に4―1で快勝し、2連勝で勝ち点32とした。元日本代表MF香川真司(34)が後半31分にとどめとなる芸術的な右足ループ弾。3月12日の鳥栖戦(ヨドコウ)以来104日ぶりとなる今季2点目を決めた。
 技ありの足さばきが、勝利を決定づけた。後半31分、香川はセンターサークル付近からがら空きの敵陣中央へ走った。FWセアラの右サイドからのクロスに、GKの飛び出しを冷静に見極めて右足でループシュート。ドルトムント時代に何度も見せた“奥義”が北の大地でさく裂した。

 「次の1点が勝負だと思っていたので、緊迫した雰囲気の中、あの1点で試合が決まったかなと思います」

 前節終了時点でリーグ最多の得点数を誇った札幌を、果敢な守備で崩した。前半17分には敵陣で絶妙なプレスを仕掛けると相手がミス。FW加藤の豪快なミドルシュートを“アシスト”した。「みんなが勇気をもって、攻撃力のある相手に前向きに戦うということを示せた」。キャプテンマークを巻き、堅守速攻をモットーとするクラブのサッカーを体現する活躍に、小菊監督からも「リーダーシップも圧巻。真司のゲームを読む力、質、シュートは芸術」と称えられた。

 復帰初ゴールを決めた直後の練習で、香川は「上を目指す姿勢のあるヤツばかりなので、ありがたいし刺激になっている。俺はみんなに恵まれて、結果を残してきた。みんなといいサッカーをつくっていきたいんです」とやりがいを熱く語っていた。ツートップの加藤とセアラ、そして香川に初ゴールの喜田。得点を取るべき選手が取り、ベテランと若手が1点ずつと“いいサッカー”が日を追うごとに機能してきた。30日の福岡戦(ヨドコウ)で目指すのは今季2度目の3連勝。頂点を目指す輪の中心で、背番号8がさらに輝きを増す。

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