なでしこジャパン 練習試合でPK強化 あの悔しさを繰り返すな 上位進出へ避けて通れない
2023年07月06日 05:20
サッカー
延長戦を含めて120分の激闘を終えた後という本番の状況とは全く同じではないが、選手たちの心構えも「プレー後の疲労」という状態も、できるだけ本大会に近づけた。蹴る選手以外は肩を組んで待ち、シュートを打った後は全員でハイタッチをして迎える。1本目と2本目は全員成功。3本目は1人が外した以外は、しっかりとゴールネットを揺らした。
昨年1月から2月のアジア杯では、準決勝の中国戦でPK戦までもつれ込んで3―4で敗れた。男子も昨年のW杯カタール大会決勝トーナメント1回戦でクロアチアにPK戦で敗北。日本協会は昨年末に「親善試合でPK戦実施プラン」を明かすなど、上位進出には避けて通れないPK対策を打ち出した。
中盤で大黒柱のMF長谷川も「なかなか蹴る機会がないので、試合が終わった後に蹴ることができて良かった」と歓迎。世界一奪還に向けて、死角をつぶしていく。
▽なでしこジャパンのPK戦 過去のAマッチでPK戦は5試合あり通算3勝2敗。W杯では11年ドイツ大会決勝の米国戦のみ。後攻の日本はGK海堀が2本セーブするなど、2―1で迎えた4人目の熊谷が決め決着をつけた。池田ジャパンでは昨年2月のアジア杯準決勝中国戦で1度あり、熊谷、南が失敗し3―4で敗れている。
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