神戸・大迫弾で再奪首 日本代表・森保監督の前で魅せた「代表返り咲き?全員が目指すところなので」

2023年07月17日 05:57

サッカー

神戸・大迫弾で再奪首 日本代表・森保監督の前で魅せた「代表返り咲き?全員が目指すところなので」
<神戸・鳥栖>後半、同点ゴールを決める神戸・大迫 (撮影・亀井 直樹) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第21節   神戸2―1鳥栖 ( 2023年7月16日    ノエスタ )】 明治安田生命J1リーグは各地で7試合が行われ、神戸はホームで鳥栖に2―1の逆転勝ちを収めた。元日本代表FW大迫勇也(33)が2戦連発となる今季14点目。日本代表の森保一監督(54)が視察した一戦で、全2得点に絡む活躍を見せた。神戸は勝ち点43で並んだ横浜を得失点差で上回って首位に立った。
 神戸が劇的な逆転劇で、37日ぶりの首位に立った。導いたのは、やはり背番号10の大迫だ。「時間帯が良かったです。狙い通り(のコース)でした」。前節新潟戦に続く2戦連発。得点ランキング首位のロペス(横浜)に1差に迫る今季14得点目に胸を張った。

 後半8分だ。左からのクロスに反応した。ニアサイドを防ぐGKのわずかな隙間。ここしかないというゴール左上に叩き込んだ。先制点を与えてからわずか2分後。チームに活力を与えると、同37分には自陣から武藤へ絶妙なスルーパスを通し、パトリッキの逆転ゴールを呼んだ。

 自然と期待が高まるのは日本代表への復帰だ。この試合は、日本代表の森保一監督が視察していた。「全然、気にすることはない。チームが勝ち続けることが大事」。最初ははぐらかしたが「代表返り咲き?もちろん。全員が目指すところなので。ただ、それだけ言っても仕方ない。見せるものを見せてから」。W杯カタール大会の代表落選から遠ざかる日の丸の舞台への本音も明かした。

 やるべきことは明白だ。チームを勝たせるゴールを奪い続けること。1試合消化が少ない中で横浜と同勝ち点の首位に再浮上したが、慢心はない。「今の順位は関係ないです。続けていくことが大事なので」と口元を引き締めた。チームのリーグ初制覇へ向けて得点を重ね、森保監督も再び振り向かせるつもりだ。(飯間 健)

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