新潟・小見 100%全快弾決める 後半44分までプレーした札幌戦から中3日もなんの
2023年07月19日 04:45
サッカー
とはいえ中2日、中3日と連戦続き。15日の札幌戦ではチーム3位となる11・579キロを走り疲労はピークに違いない。そんな小見の強い味方は、最近購入したマッサージガンと、空気圧で足の疲労を軽減するコンプレッサーだ。約15万円かけて購入し「これで足の疲れは取れている。その後ストレッチやトレーナーにマッサージもしてもらっているので、今は試合が楽しみな感じ」と疲れ知らず。再開試合となる15分間もしっかり走りきるつもりだ。
富山戦も札幌戦も決定機がありながらGK正面だったり、枠を外したりとなかなかゴールを決められないでいる。「FWの選手なんでゴールを決めたいといつも思っている。(ゴールに)近づいてはいると思うけど、決められていないので近づいてはいないのかな」と葛藤を口にする。
だが「いつも通りやるだけ。シュートを打っていくしかない」と攻めの姿勢は崩さない。松橋監督も「いつかは決めるでしょう。慌てず、焦らず強調しすぎず」と平常心で臨むことを説く。「ここで決めれば一つのきっかけになる」とリーグ戦につなげるためにも一皮むけることに期待を寄せていた。
再開試合は1点リードした状態で延長後半15分を戦う。守り切れば4回戦進出となるが小見は守りに入るつもりはない。「勝つことを一番に考えて、1点守り切るのではなく、もう1点取りにいくつもりでいく」。わずか15分間でも、虎視眈々(たんたん)とゴールを狙う。