新潟・小見 100%全快弾決める 後半44分までプレーした札幌戦から中3日もなんの

2023年07月19日 04:45

サッカー

新潟・小見 100%全快弾決める 後半44分までプレーした札幌戦から中3日もなんの
疲れ知らずの小見がゴールを狙う Photo By スポニチ
 J1新潟は19日、12日に雷雨のため試合途中で中止となった天皇杯3回戦のJ3富山戦を、富山県総合運動公園陸上競技場で3―2の延長後半から再開する。12日に延長前半15分までの合計105分間を戦い、15日の札幌戦では後半44分までプレーしたFW小見洋太(20)は、独自の疲労解消グッズで疲れ知らず。守りに入らずに積極的にゴールを狙う。
 12日の天皇杯では延長前半終了まで、15日の札幌戦では後半44分までプレー。さらに中3日での再開試合となるが、小見は「体の状態は8割くらいまで回復している。残り1日で100%にしたい。気持ちは100%回復できてます」と胸を張った。

 とはいえ中2日、中3日と連戦続き。15日の札幌戦ではチーム3位となる11・579キロを走り疲労はピークに違いない。そんな小見の強い味方は、最近購入したマッサージガンと、空気圧で足の疲労を軽減するコンプレッサーだ。約15万円かけて購入し「これで足の疲れは取れている。その後ストレッチやトレーナーにマッサージもしてもらっているので、今は試合が楽しみな感じ」と疲れ知らず。再開試合となる15分間もしっかり走りきるつもりだ。

 富山戦も札幌戦も決定機がありながらGK正面だったり、枠を外したりとなかなかゴールを決められないでいる。「FWの選手なんでゴールを決めたいといつも思っている。(ゴールに)近づいてはいると思うけど、決められていないので近づいてはいないのかな」と葛藤を口にする。

 だが「いつも通りやるだけ。シュートを打っていくしかない」と攻めの姿勢は崩さない。松橋監督も「いつかは決めるでしょう。慌てず、焦らず強調しすぎず」と平常心で臨むことを説く。「ここで決めれば一つのきっかけになる」とリーグ戦につなげるためにも一皮むけることに期待を寄せていた。

 再開試合は1点リードした状態で延長後半15分を戦う。守り切れば4回戦進出となるが小見は守りに入るつもりはない。「勝つことを一番に考えて、1点守り切るのではなく、もう1点取りにいくつもりでいく」。わずか15分間でも、虎視眈々(たんたん)とゴールを狙う。

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