横浜FW宮市 右膝じん帯断裂から復帰後最長45分間プレー スプリント繰り返し「息が切れて死ぬかと」
2023年07月19日 22:42
サッカー
得点機会は試合終盤に巡ってきた。3―3の後半21分にDF實藤友紀のゴールで勝ち越すと、後半40分にMF井上健太からの右クロスを頭でゴールに流し込んだ。続く43分にも井上からの右クロスを今度はゴールへ流し込み、3分間で2得点を挙げ、チームの6得点のゴールラッシュを締めくくった。
試合後、ヘディングでのゴールについて問われた宮市は「得意と書いておいてください」と笑顔で切り出し「ああいう形は得意。ジャンプは高く跳べる方だけど、日本に帰ってきてなかなか出すシーンがなかった。井上選手からいいボールがきたし、メンバー外の練習であの形は2人で出ていたシーンだった。彼なら絶対にマイナスのところを見てくれていると思っていて、案の定見てくれていた。彼のゴールでもあると思う。通じ合っていると思った。何回もやっていたので“来た”と思った」と満足げに振り返った。
23日にはプレミアリーグのマンチェスターCとの対戦が控える。19歳だったボルトン時代の12年以来のマンチェスターCとの対戦に向け「選手として凄く楽しみだけど、この試合の前の(町田)ゼルビア戦や(川崎)フロンターレ戦で苦しい思いをしてきた。しっかりチーム一丸となってチームのサッカーを貫いて、チームとしていい期間にしたい」と力を込めた。