【五輪最終予選】U23日本 アフリカ勢対策に6月欧州遠征でモロッコとの親善試合浮上 山本NDが明かす
2024年05月02日 04:45
サッカー
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五輪1次リーグの組分けは現在参戦中のU―23アジア杯の結果で振り分けられる。決勝に進んだ日本はC組かD組に入る。そこで浮上したのが1次リーグでは対戦しないB組のモロッコだ。
ウズベキスタンとの決勝で優勝すればマリと同じD組で、準優勝ならエジプトと同じC組でいずれもアフリカ勢と同組。モロッコとの対戦が実現すれば仮想敵国として絶好の機会だ。大岩ジャパンは3月の国際親善試合でマリと対戦したが、初のアフリカ勢との対戦で独特の間合いや身体能力の高さ、長い脚に苦戦し1―3で逆転負けした。五輪本番前に苦手意識を払拭する場にもなる。
FIFAランク13位のモロッコはA代表が22年W杯カタール大会で旋風を巻き起こし、4強入りを果たした強豪。五輪世代も23年U―23アフリカネーションズ杯で優勝している。攻撃の要はスペイン1部ベティスでプレーするFWエザルズリで、左ウイングを主戦場とするエース格。A代表でも既に15試合に出場経験があり、22年W杯でも3試合に出場した実力の持ち主だ。
6月は国際Aマッチウイークで、オーバーエージ(OA)枠を含めたフルメンバーで挑むことも可能だ。A代表は同期間にW杯2次予選を控えるが、既に突破を決めている。森保監督も「大岩監督とも連携して、日本サッカーの強化につながる話をしていきたい」とサポート姿勢を示している。“最強メンバー”で最終調整に臨む可能性も高い。