DF森下龍矢は“刺激×吸収×熟成”で生き残り狙う「前回は三笘選手を生かし切れなかったけど…」

2023年09月07日 10:33

サッカー

DF森下龍矢は“刺激×吸収×熟成”で生き残り狙う「前回は三笘選手を生かし切れなかったけど…」
<日本代表欧州遠征>クロスを入れる森下(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 欧州遠征中の日本代表は9日(日本時間10日未明)に昨年のW杯カタール大会1次リーグで撃破したドイツ代表と再戦する。6月の初招集から2回連続の選出で、日本代表としては初の海外遠征を経験するDF森下龍矢(26=名古屋)は初々しさを披露。「あらためてJリーガーとして海外に来られたのはすごく刺激的なこと」と明るく笑った。
 明大に通っていた19年のユニバーシアード大会ではMF三笘薫(当時筑波大)、FW上田綺世(同法政大)らとともに優勝。今は世界で活躍する大学時代からの盟友にも刺激も受けている。練習前の入念な準備や、どんな時でも自らのルーテインを確立させる工夫。「本当に一流の選手たち。全然違う。僕もそこに食らいついていくというか、新しい学びを得ながらやっていけている。すごく充実しています」。世界相手に戦うために、貪欲に吸収している。

 6月の親善試合エルサルバドル戦で代表デビュー。三笘と左サイドでコンビを組んだ。当時は自分のプレーに精一杯で「外、外(でのプレー)になっちゃって、なかなか三笘選手を生かし切れなかった」と反省するが、今回は「インサイド主導じゃなくて“相手がこう来ている時はインサイドを取った方が良いよね”みたいな。そこをうまく突いていくかどうかが攻撃ではカギになるんじゃないか。自分が見て、それを判断できるようにしたい」と熟成を誓う。

 森保ジャパンのストロングである左サイドの三笘をどう生かすかは、26年W杯へ向けた大きなテーマ。左サイドバックは定まっていないポジションの一つとなっている。

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