綺世 勝ち越しエース弾!ゴールへの“嗅覚”覚醒 ビルドアップで大きく貢献 パス成功率100%

2023年09月11日 04:00

サッカー

綺世 勝ち越しエース弾!ゴールへの“嗅覚”覚醒 ビルドアップで大きく貢献 パス成功率100%
<日本・ドイツ>前半、ゴールを決めた上田(右から3人目)と祝福する(右から)三笘、伊東(撮影・小海途 良幹) Photo By スポニチ
 【国際親善試合   日本4-1ドイツ ( 2023年9月9日    ウォルフスブルク )】 急に来たボールを合わせきった。同点に追いつかれた前半22分。右サイドを崩した流れから伊東が放ったシュートは当たり損ね、ゴール前中央にいた上田の元へ転がってきた。すかさず左足を伸ばし、右隅に流し込んだ。
 「初めて代表に貢献できたんじゃないかと思います」。6月のエルサルバドル戦に続く国際Aマッチ通算2得点目だが、流れの中での得点は初。昨季セルクル・ブリュージュで22得点を挙げてフェイエノールトへ完全移籍したストライカーの“嗅覚”が覚醒した。

 06年の高原直泰以来となるドイツ戦複数得点はならず、得点機を2回逃したことは「課題」と口にする。だが、後半13分に交代するまで24回のボールタッチ数でロストはわずか3回。ビルドアップにも積極的に関わり、パス成功率は100%と高いパフォーマンスを叩き出した。

 昨年のW杯カタール大会は1次リーグ第2戦コスタリカ戦の前半45分間のみの出場。「アジア予選も、W杯も何か貢献したというものを得られなかった。(W杯の)ドイツ戦もスペイン戦も。ただ、いただけ。今日は違う実感を得られた」と大きな手応えをつかんだ。

 左足の違和感で10日はホテルで別メニューで調整した。次戦の地ベルギーには同行する。

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