ラツィオが本拠地で今季初勝利 鎌田2戦連続で出番なし 指揮官は戦術的なチョイスを強調

2023年09月28日 13:09

サッカー

ラツィオが本拠地で今季初勝利 鎌田2戦連続で出番なし 指揮官は戦術的なチョイスを強調
ラツィオの鎌田(AP) Photo By AP
 ラツィオは27日、ホームでトリノに2―0で勝利し、本拠地での今季初勝利を挙げた。
 開幕から欧州CLも含め5戦連続で先発を果たしていた日本代表MF鎌田大地(27)は、ベンチ入りしたものの最後までお呼びはかからず。前節のモンツァ戦に続き、2戦連続で出番なしに終わった。

 サリ監督は試合後、その鎌田についても言及。モンツァ戦については「(この2試合まで)鎌田は常にプレーしてきた。モンツァ戦で先発から外れたのは、膝が腫れていたからだ。注射を打っていた」と状態が万全でなかったと明かし、鎌田でなくウルグアイ代表MFベシーノ(32)を起用したトリノ戦に関しては「エリア内に飛び込んでいくスタイルは、ベシーノもだが、ベシーノとはタイプの違う鎌田も兼ね備えている。きょうはフィジカルの強いトリノを抑えるために、フィジカル重視の選択をした」と、戦術的なチョイスだったことを強調した。

 一方で、指揮官は「鎌田はチーム戦術において、もっとも溶け込んでいる選手の一人だ」と指摘し、鎌田と逆サイドのインサイドハーフを務めるルイス・アルベルトとの共存に関しては「試合によっては、鎌田とルイスのコンビが一緒にプレーできるか、熟慮する必要がある」と説明した。

 そして今後については、1―1で引き分けた欧州CLのAマドリード戦を例に出し、「インサイドハーフに鎌田とルイス・アルベルトを同時起用したあの試合は、いい内容だった。だが、アンカーはベシーノだった(トリノ戦はロベッラ)。ベシーノは決してサポートが容易なプレーヤーではない。だが、ルイスとミリンコビッチがそうだったように、今回も必ずうまく行くよ」と自信をのぞかせた。

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