横浜 山東を下しACL2戦目で初勝利 決勝弾の水沼「何が何でも勝ち点3を取れたのは良かった」

2023年10月03日 23:38

サッカー

横浜 山東を下しACL2戦目で初勝利 決勝弾の水沼「何が何でも勝ち点3を取れたのは良かった」
横浜MF水沼 Photo By スポニチ
 【アジアチャンピオンズリーグ 1次リーグG組第2戦 ( 2023年10月3日    中国・済南 )】 横浜F・マリノスはアウェーで山東(中国)と対戦し、1―0で勝利した。ACL2戦目で今大会初勝利を挙げ、1次リーグ1勝1敗とした。
 0―0の前半37分にFWエウベルがMF南泰煕とのワンツーパスで相手の守備包囲網をかいくぐってペナルティーエリア内に進入すると、左からのクロスをゴール前でFW水沼宏太がダイレクトで押し込んだ。水沼はこのゴールについて「僕が最後に決めたけど、エウベルとナムがうまく崩してくれた」と振り返った。

 その後も南泰煕やFW植中朝日らが好機を演出しながら追加点を奪えず。試合終盤には相手のシュートが左ポストを直撃する危ない場面もあったが、1―0で逃げ切ってアウェーで貴重な勝ち点3を勝ち取った。

 先月29日のリーグ首位攻防戦で0―2で敗れた神戸戦翌日に中国入りした。先月19日のACL初戦の仁川戦でもACLクラブワースト4失点で大敗していただけに、水沼は「リーグ戦もACLも勝てていない状況で臨んで、(相手観衆が4万人超の)雰囲気的にもド・アウェーというところで、みんながACLをどれだけ大事に思って戦えたかをピッチで示せたと思う。何が何でも勝ち点3を取れたのは良かった」と胸を張った。

 水沼は中国まで応援に駆けつけた約60人のサポーターに向けて「たくさんのマリノスのサポーターが来て、一緒に戦ってくれて本当に力になりました」と感謝。10月25日のカヤFC(フィリピン)戦に向けても「次はホームで一緒に戦って一つ一つ勝ち上がりたい。この経験がリーグ戦、ルヴァン杯にもつながる」と話した。

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