湘南、名古屋に2-1快勝、次戦横浜FCとの直接対決に勝てばJ1残留決定

2023年11月11日 18:56

サッカー

湘南、名古屋に2-1快勝、次戦横浜FCとの直接対決に勝てばJ1残留決定
<湘南・名古屋>前半、この日自身1得点目のゴールを決め喜ぶ湘南・大橋(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【明治安田生命J1リーグ第32節第1日   湘南2-1名古屋 ( 2023年11月11日    レモンガススタジアム平塚 )】 湘南がFW大橋祐紀(27)の4戦連発となる2得点で名古屋に勝利。次戦25日の最下位・横浜FCとの直接対決(ニッパツ)で勝てばJ1残留が決まる。前半15分にカウンターからMF阿部浩之(34)MF平岡大陽(21)とつないで大橋が先制、23分には大橋が独走してGKランゲラックと1対1となり、ループ気味のシュートを一度は弾かれたが、頭で押し込んだ。
 大橋は「最後攻め込まれたが、体張って勝点3につながった。GKが出てくるのが見えた。一発で決められたらよかったが、いいところにこぼれてきた。決められてよかった。残り2試合、チームに貢献できるようにしたい」と振り返る。平岡も「結果が求められる試合だったので勝てたことが大きい。1点目、トラップ大きくなって大橋くんがそこに入ってなければ点は言ってない。2人でとった、章斗を含めてチームで取ったゴール」と、チーム一丸を強調した。

 守備ではケガから復帰したGK宋範根(ソン・ボムグン)が好セーブ。「難しいボールもたくさん来た。コンディションは100%ではない。きょうの試合を通してコンディションが上がっている。自信も付いている」と振り返る。ヒーローインタビューでは「リハビリしてきたこととか思い浮かんだ」と涙もみせた。

 山口智監督(45)も「90分通して押される時間が長かったがしっかりやるべきことをやってくれた結果が勝ち点3になった。カウンターの狙いで2点取れたのはよかった。もう1点で仕留めきれないのが最後苦しくした原因だが、1点返されても崩れず我慢、全員が執着心みもってやった」と、評価する。スタンドにはチームのOBでW杯フランス大会の日本代表FW呂比須ワグナーさんも観戦する中で、大きな勝利を手にした。

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