U-22代表の“下剋上蹴児”佐藤恵允「人生を懸けて戦いたい」 アジア大会メンバーから“昇格”

2023年11月14日 04:56

サッカー

U-22代表の“下剋上蹴児”佐藤恵允「人生を懸けて戦いたい」 アジア大会メンバーから“昇格”
“2軍”からの下克上を誓ったFW佐藤恵允                               Photo By スポニチ
 パリ五輪出場を目指すU―22日本代表は13日、静岡・御前崎市内でU―22アルゼンチン戦(18日、アイスタ)に向けた合宿を始動した。同世代の主力が不在だった10月の杭州アジア大会メンバーからはMF佐藤恵允(けいん)ら4人が“昇格”し、五輪メンバー争いに加わってきた。
 佐藤はコロンビア人の父と日本人の母を持ち、フィジカルの強さが魅力だ。今年7月に明大サッカー部を退部し、Jリーグを経由せずドイツ1部のブレーメンに加入した経歴を持つ。アジア大会でも2発と結果を残し「自分の力を証明したことがここにつながっている」と笑った。

 アジア大会では準優勝に輝くも、常連組不在のチームは「2軍」と呼ばれた。同じく昇格してきた松村が「2軍と呼ばれたのを見返したい」と言えば、佐藤も「人生を懸けて戦いたい」と意気込む。南米の強豪相手に結果を残せばパリへの道は近づくはず。「下剋上球児」ならぬ「下剋上蹴児」たちの挑戦が始まった。(河西 崇)

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