鎌田 今こそボランチも任せろ!献身キングが相次ぐ負傷者の穴埋める

2023年11月15日 04:50

サッカー

鎌田 今こそボランチも任せろ!献身キングが相次ぐ負傷者の穴埋める
<サッカー日本代表練習>笑顔で練習に汗を流す鎌田(右)と久保(撮影・西海健太郎) Photo By スポニチ
 【26年W杯アジア2次予選   日本―ミャンマー ( 2023年11月16日    パナスタ )】 26年W杯アジア2次予選(16日ミャンマー戦、21日シリア戦)に臨む日本代表は14日、大阪市内で調整を行った。負傷者やコンディション面で不安の選手が出る中、期待されるのは膝の負傷から復帰を果たしたMF鎌田大地(27=ラツィオ)。本職のトップ下だけではなく守備的MFで起用される可能性もある万能MFがアジア2次予選2連勝スタートに導く。
 ウオーキングでは久保と談笑するなどリラックスしていた。10月の国際Aマッチを膝の負傷で欠場した鎌田は「もう大丈夫です」と笑顔。自身2度目のW杯アジア予選へ向けて「僕のやることは変わらない。ただ年齢も上にもなってきたので、引っ張っていくとかじゃないですが、楽しくやっていけたらいい」と気持ちを高めた。

 今回のアジア予選2試合では“1人3役”の可能性がある。川辺や伊藤敦ら守備的MFのポジションに負傷離脱者が続出。守田は戦列復帰したとはいえ、ふくらはぎの負傷が癒えたばかりで無理はさせられない。得意とするトップ下やインサイドハーフだけではなく、親善試合コロンビア戦(3月28日)以来2度目となるボランチ起用も十分ありそうだ。

 所属するラツィオでは出番減に苦しみ、欧州組ではFW上田(フェイエノールト)の計260分に次ぐ568分という出場時間の短さ。「家に帰ってからトレーニングをやったりしている」というほどで、他の欧州組と比べて疲労をためていないメリットはある。

 「良いプレーをして、目に見える結果が残せると自信がより増すだろうし、良いフィーリングでクラブに戻れる。日本代表のためにもクラブのためにも良いプレーがしたい」

 21年5月のミャンマー戦は1得点1アシスト。大勝に貢献した。「いろいろと難しい部分はある」と慢心はないがボール保持の時間帯が増えることが想定されるW杯アジア2次予選。森保ジャパンに勝利をもたらし、ラツィオでのレギュラー奪取への足がかりにする。(飯間 健)

 ≪タイ戦は午後2時開始≫ 日本サッカー協会は14日、来年1月1日に東京・国立競技場で日本代表がタイ代表と対戦する国際親善試合のキックオフ時間を午後2時と発表した。元日に日本代表戦が行われるのは初めて。同12日にカタールで開幕するアジア杯に向けた実戦の場となる。

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