李忠成氏 来年1月アジア杯での“中東の笛”に持論「あって当たり前という気持ちで臨むべき」

2023年12月02日 20:02

サッカー

李忠成氏 来年1月アジア杯での“中東の笛”に持論「あって当たり前という気持ちで臨むべき」
元日本代表FW李忠成氏 Photo By スポニチ
 元サッカー日本代表の李忠成氏(37)と佐藤寿人氏(41)が11月25日深夜放送のテレビ東京「FOOT×BRAIN」(土曜深夜0・25)に出演。来年1月に開幕するアジア杯カタール大会に臨む日本代表(森保ジャパン)も悩まされるであろう“中東の笛”について持論を展開した。
 26年W杯北中米大会アジア2次予選で連勝発進を飾るなど日本代表は破竹の8連勝。来年1月に開幕するアジア杯でも11年大会以来3大会ぶりの優勝が期待されているものの、開催地がカタールとあって“中東の笛”という見えない敵の存在も話題に。元日本代表の2人も過去の経験談を明かした。

 佐藤氏は“中東の笛”について「アジア杯では実際にそういうシーンがありましたよね。エッ!!このシーンでPKになるの?っていう場面もありました。もちろん審判の笛は公平性が保たれていないといけないですけど、ある程度“中東の笛”があるという前提で選手はプレーしていると思います。常に正しジャッジをするのは中々難しいですから。そこも選手たちは経験値として持ち合わせていると思いますね」とコメント。「後は必要以上に抗議すると主審の方も人間なので、よりマイナスに作用してしまう。それでまた基準がズレたりするんで、良くも悪くもニュートラルにいることが大事ですね」と続けた。

 すると李忠成氏は「(むしろ)中東の笛ってあった方が良くないですか?」とポツリ。「前回優勝した時、僕はメンバーだったのでその時の仲間たちとも“中東の笛を覆して勝とうじゃん”って言っていた。それを覆して勝てたら、そんな気持ち良いことはない。もし中東の笛があっても選手が頑張って勝ったら、その方がサポーターたちもウォーーー!!って盛り上がる。それがサッカーじゃないですか。あって当たり前という気持ちで臨むべき。判定に対して何で?何で?っていう不満を(当時の)選手は誰も思ってなかった」と、11年大会の優勝を振り返った。

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