東京V城福監督「春先は見向きもされなかったが…」 16年ぶりJ1復帰に歓喜の涙「もう言葉にならない」

2023年12月02日 16:53

サッカー

東京V城福監督「春先は見向きもされなかったが…」 16年ぶりJ1復帰に歓喜の涙「もう言葉にならない」
<東京V・清水>胴上げされる東京V・城福監督(撮影・白鳥 佳樹) Photo By スポニチ
 【J1昇格プレーオフ(PO)決勝   東京V1―1清水 ( 2023年12月2日    国立 )】 J1昇格プレーオフ(PO)決勝が2日、国立で行われ、リーグ戦3位の東京Vは同4位の清水に1―1で引き分け。清水より年間順位上位のため、16年ぶりのJ1復帰が決まった。この結果、今季の明治安田生命J2からは優勝した町田、2位の磐田、東京Vの3チームが昇格することになった。
 城福監督は試合後、涙を流しながらイレブンと喜び分かち合い「いや、もう素晴らしいです最高です」と感無量といった表情。昇格が決まった瞬間の気持ちを聞かれると「もう言葉にならないです。ここにいるサポーターとこの瞬間を味わえたことが最高です」と話した。

 続けて「本当に一日一日積み上げてきたので、我々は春先にはおそらく見向きもされなかったチームだったはずで、みんなが歯を食いしばってここまでやってきて、最後3位になったのは何か意味があると思ってました」と持論を展開。清水より年間順位上位だったアドバンテージを生かせたと話した。

 さらに次なる目標を見据え「ここからはJ1に定着して、さらに優勝を目指させるクラブにならないといけないと思うので、ここからがスタートだと思ってます」と意気込み。最後はサポーターに対し「私が言うのもなんですが、長らくお待たせしました。本当にありがとうございました」と感謝の言葉を伝えた。

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