JFA審判委員会が神戸FW大迫のオフサイド疑惑を説明「カメラで捉えた映像がなかったのは事実」

2023年12月08日 16:57

サッカー

JFA審判委員会が神戸FW大迫のオフサイド疑惑を説明「カメラで捉えた映像がなかったのは事実」
後半、ボールをキャッチし大迫にボールを出す神戸GK・前川。右は浦和GK・西川(撮影・久冨木 修)(2023年11月12日撮影) Photo By スポニチ
 日本サッカー協会の審判委員会は8日、都内でレフェリーブリーフィングを行い、J1第32節の浦和―神戸戦でのオフサイドを巡る事象について説明した。
 1―1で迎えた後半終了間際、浦和のFKを神戸GK前川がキャッチ。前川のロングフィードをハーフェーライン付近にいたFW大迫が受けて独走し、決勝点を決めて貴重な勝ち点3を獲得した。

 ただ、浦和GK西川が攻撃参加で神戸ゴール前に上がっていたため、神戸のカウンターが発動した時点ではハーフェーライン付近にいたFW大迫の前には浦和はDF大畑が1人。競技規則によれば、その場合はオフサイドラインはハーフェーラインに設定されるが、前川のキック時点で大迫の体がハーフェーラインよりも出てオフサイドポジションにあった可能性も指摘されていた。

 東城穣JFA審判マネジャーは「得点に関わる部分なのでVARチェックはした」と説明した上で「映像は12カメラあるが、そのシーンを捉えているものがなかったのは事実」と判断材料が乏しかったことを認めた。

 また、副審がDF大畑の位置をオフサイドラインと誤認していたのではないかという指摘について、東城氏は「副審については難しい事象だった」と話すにとどめた。

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