京都が元U―22代表DF鈴木冬一と浦和DF宮本優太ダブル獲りへ

2023年12月12日 02:00

サッカー

京都が元U―22代表DF鈴木冬一と浦和DF宮本優太ダブル獲りへ
湘南時代の鈴木冬一 Photo By スポニチ
 京都が来季新戦力として元U―22代表DF鈴木冬一(23=スイス1部ローザンヌ)とDF宮本優太(23=浦和)のダブル獲りに動いていることが11日、分かった。すでに両者に正式オファーを提示。複数の関係者によると、鈴木との交渉は大詰めを迎えており、宮本は期限付き移籍加入が確実な状況という。
 左サイドバック(SB)が主戦場の鈴木は、ローザンヌで公式戦通算91試合出場9得点10アシストを記録。今季は出場10試合中スタメンは1度だけだが攻撃力に優れ、右SBや守備的MFもできる高い万能性も備えている。今季リーグ戦出場機会はなかった宮本は豊富な運動量が持ち味で、右SBと守備的MFして期待されている。

 鈴木はチョウ貴裁監督(54)の湘南時代の教え子で、宮本は流経大在学時に指導を受けた。ともに指揮官のサッカーを熟知しているのも強みで、大きな補強となりそうだ。

 ◇鈴木 冬一(すずき・といち) 2000年(平12)5月30日生まれ、大阪府東大阪市出身の23歳。C大阪アカデミー出身でU―23チームの一員としてJ3リーグ3試合出場も、高校3年時に長崎総合科学大学附属高校へ転入。19年に湘南入団。3月のリーグ鹿島戦でJ1デビュー。21年にローザンヌへ完全移籍。J1通算36試合1得点。1メートル63、66キロ。左利き。

 ◇宮本 優太(みやもと・ゆうた) 1999年(平11)12月25日生まれ、東京都練馬区出身の23歳。流経大柏―流経大を経て22年に浦和加入。22年2月の富士ゼロックス杯・川崎F戦でプロデビュー。23年1月からデインズ(ベルギー2部)に期限付き移籍。同年6月に浦和へ復帰した。J1通算15試合出場。1メートル70、70キロ。右利き。

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